便秘はその原因から2種類に分類されます。
・腸に障害がおきていて腸管が狭くなっている場合の「器質性便秘」
・腸管の機能低下、または機能異常による場合の「機能性便秘」(食事性便秘、直腸性便秘、痙攣性便秘、弛緩性便秘)
また、自覚症状として、腹痛、吐き気、直腸残便感、腹部膨満感、下腹部痛、食欲不振、めまいなどをともなう場合があります。
便秘の外部的要因には次のようなものが一例として挙げられます。
・食物や食物繊維の摂取が不十分なため、適切な咀嚼が行われなかった。
・薬の副作用。
カルシウム剤、コデインなどの鎮痛剤、鎮静剤、制酸剤、鉄剤、利尿剤(水薬)、抗うつ剤などには、
副作用として便秘をともなうものがある。
・ホルモンバランスによるもの。
・心配事や環境などによる精神的なストレスを受けている場合に、便秘や下痢などといった消化・排泄への影響が発生する事もあります。
これらは、互いに原因となる多様性があり、女性はホルモンの関係にも伴い陥り易いほか、
加齢によっても便秘になりやすくなる傾向や、性別に拠らず職業を含む生活環境によっても便秘となりやすい傾向も見られます。
便秘には、問題のある便秘と問題のない便秘があり、
問題のあるものは大腸で便の通りが悪くなる、「大腸ガン」、腫瘍、「直腸ガン」、腸の癒着、痔などがあり、
ガンや腫瘍などの場合は血便がある場合が多く、痔の場合は便通時に痛みを感じる場合があります。
治療には、下剤の摂取により便の排泄を試みたり、早期の治療には浣腸も含まれますが、
そういった状態が常態化すると、体がそれらの刺激で排泄をするのが当たり前になってしまい、
それらを欠かすとなおひどい便秘になる場合もある。
食べ物、飲み物、運動の程度を変えることは、便秘を予防することになります。
・食物繊維の摂取
食物繊維は柔らかく大きな大便を作る。
・水分の摂取
水分は大便を柔らかく保ち、通りを良くするため、水分を十分取っただけで便が排出される又は症状が改善される場合も多い。
・脂肪の摂取
脂肪は腸管を滑らかにする働きがあるので、摂取することで便の通りがよくなる。
・十分な運動
規則正しい運動は消化器を活発にする。
・十分な排便の時間
便意を無視しないようにする。生活習慣において毎日決まった時間に便意を催す者もいるが、
そうでない人は、便意を催し易い時間帯を排泄に割り振る生活上の配慮も効果がある。
・下剤を使う
下剤は大便を通しやすくする薬である。
便秘は高齢者に多く見られ、男性よりも女性に多い。
これには科学的な根拠があり、それは社会的なものから、生活習慣的なもの、
そして女性独特の身体構造に大きく関与すると様々な指摘があります。
便秘治療薬の購入者は女性が圧倒的に多い(パッケージにピンクが多いのは明らかに女性をターゲットにしている証拠である)。
その一方、男性は、高齢者以外は便秘で悩まされるケースは少ない。
だが、男性は便秘より下痢に悩まされている傾向にあります。
これも同様に、食習慣(アルコール、油物、刺激物を好む傾向にあるが、これらは腸の動きを活発化させたり、
腸壁をなめらかにさせたりする作用がある)や
外的ストレスに対する脆弱性(前述の過敏性腸症候群は、男性だと下痢になりがちである)、
太い腸管など身体の構造に起因するものである。
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